乳化について
乳液やクリームを作成するのに
必要不可欠なのが『乳化』という化学反応!
ノンケミとは言え、化学反応は必要なのですね。
極端に言えば、煮る焼く、もすでに化学反応ですものね^^
化粧品の場合、その反応させる物質をいかに天然素材にするか、が
ナチュラルコスメの醍醐味なのでしょうか??( ^ω^ )
私も実際に作成しているうちに作り方を見ていると
レシピの中に『乳化剤』『乳化ワックス』などの記載があるのです。
手作りコスメの材料を販売しているところにも
普通にそれらの商品は並んでいます。
これを買えば、簡単に手作りコスメはできちゃうわけです。
ですが、ノンケミに拘るのであれば、知っておきたい乳化剤の中身。
というわけで、乳化について調べたことをまとめておきます。
まず、簡単にいうと、
乳化とは、水分と油分を混ぜることを意味します。
水と油のように通常では混ざりにくい
2つの性質をもった物質の表面(界面)に働きかけ、
その性質を変えて均一に混ざりやすくするために使われる食品添加物。
とても多くの食品に、この乳化剤は使われています。
アイスクリーム、ドレッシング、缶コーヒー、パン・パンケーキ、チーズ、チョコレート
マヨネーズ、バター、マーガリン、ケーキ、ホイップクリーム、ジャム、豆腐などなど…
食品添加物と言えば害が多い少ないとよく話題になったりしますが、
これだけ多くの食品が乳化作用によって成り立っているとなれば、害のあるなしを
語るのは・・・ワタクシの性分では無理かと・・・(;・∀・)
ですが、その中でも自然に近いものを探してみることにしました。
そこで分かったのが、コレ!!
天然成分のみで乳化している『マヨネーズ』!
卵の黄身に含まれるレシチンという物質に乳化作用があり、
マヨネーズの原料となる酢(水分)とサラダ油(油分)が混ざるのです。
これは乳化剤が油と水のどちらともに親和性を持つためだそうです。
乳化剤はいわゆる界面活性剤で、洗剤が油汚れを取り除く仕組みも乳化作用となります。
界面活性剤というと、これまた良くない響きであります・・・
けれど、油と水を混ぜるには、この界面活性が必要ということ。
それじゃあ、今度は界面活性剤について調べなくてはならなくなりました。
マヨネーズのように、卵黄に含まれるレシチンを使用すれば安全なのでしょうか?
乳化の謎・・・
もう少し調べてみます。
つづく・・・
0コメント